Zoom 自分の声が聞こえない
Zoomを利用している際に、自分の声が相手に届かない、または自分自身に聞こえない場合、いくつかの原因が考えられます。本記事では、Zoomでの音声トラブルの一般的な原因と、それに対する具体的な対処法を詳しく解説します。
1. マイクの設定を確認する
Zoomで音声が聞こえない場合、まずマイクの設定を確認することが重要です。
(1) Zoomのオーディオ設定を確認する
Zoomアプリを開き、「設定」→「オーディオ」に移動します。
「マイク」セクションで正しい入力デバイスが選択されているか確認します。
「入力レベル」を確認し、マイクが正常に機能しているかチェックします。
「マイクのテスト」を実行し、音声が正常に録音・再生されるかを試してみてください。
(2) OS側のマイク設定を確認する
WindowsやMacのシステム設定で、Zoomがマイクにアクセスできるようになっているか確認する必要があります。
Windowsの場合
「設定」→「プライバシー」→「マイク」を開く。
「アプリがマイクにアクセスできるようにする」がオンになっていることを確認。
「サウンド設定」を開き、使用するマイクが有効になっているか確認。
Macの場合
「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」を開く。
Zoomがマイクへのアクセスを許可されているか確認。
「サウンド設定」でマイクがミュートになっていないか確認。
2. マイクがミュートになっていないか確認
Zoomの画面左下にある「ミュート」アイコンが赤い斜線で表示されている場合、マイクがミュートになっています。クリックしてミュートを解除してください。また、「スペースキーを長押しして一時的にミュート解除する」機能も試してみると便利です。
3. 他のアプリがマイクを使用していないかチェック
Zoom以外のアプリ（Skype、Teams、Discordなど）がマイクを使用している場合、Zoomでの音声入力が妨げられる可能性があります。
不要なアプリをすべて閉じてからZoomを再起動してください。
タスクマネージャー（Windows）やアクティビティモニター（Mac）で、他のアプリがバックグラウンドで動作していないか確認しましょう。
4. オーディオデバイスの接続をチェック
外部マイクやBluetoothイヤホンを使用している場合、接続の問題が発生することがあります。
外部マイクをUSBポートから抜き差しする。
Bluetoothデバイスを一度切断し、再接続する。
Zoomの「オーディオ設定」で、適切なデバイスが選択されているか確認。
5. Zoomのオーディオトラブルシューティング機能を利用
Zoomには、オーディオ関連のトラブルシューティングを行う機能があります。
「設定」→「オーディオ」に進み、「スピーカー＆マイクをテストする」を実行。
問題が特定される場合、それに応じた解決策を試す。
6. Zoomを最新バージョンに更新
Zoomのバージョンが古いと、オーディオ機能に問題が発生する可能性があります。定期的に最新バージョンに更新しましょう。
Zoomアプリを開き、「プロフィールアイコン」→「アップデートを確認」を選択。
アップデートがある場合、指示に従って最新バージョンに更新。
7. PCやZoomを再起動する
ソフトウェアの不具合が原因で音声が聞こえない場合、PCまたはZoomを再起動することで解決することがあります。
Zoomアプリを完全に終了し、再度起動。
PCを再起動し、Zoomを開き直す。
8. Zoomのカスタマーサポートに問い合わせる
上記の方法を試しても改善しない場合は、Zoomのサポートに問い合わせることを検討してください。公式ウェブサイトからヘルプセンターにアクセスし、問題を報告できます。
まとめ
Zoomで自分の声が聞こえない場合、まずマイクの設定や接続を確認し、不要なアプリを閉じるなどの基本的な対処法を試してください。さらに、Zoomのオーディオ設定やPCの再起動、アプリの更新などを行うことで、多くの問題が解決できます。もし問題が解決しない場合は、Zoomの公式サポートに問い合わせることで、専門的なサポートを受けることができます。
このガイドがZoomの音声トラブル解決に役立てば幸いです！
