Pixel Buds Pro 2 レビュー|スライマンの本音レビュー付き!

Pixel Buds Pro 2 レビュー

近年、Googleのオーディオ製品は日本でも注目を集めていますが、中でも最新のPixel Buds Pro 2は、Pixelユーザーを中心に大きな話題となっています。
前モデルからのアップグレードもあり、「これは買い?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

今回は、実際にPixel Buds Pro 2を数週間使ってみた筆者スライマンが、良い点・悪い点を正直にレビューします。


外観と装着感:ミニマルで高級感あり

Pixel Buds Pro 2のデザインは、前モデルと比べてさらに洗練され、マット仕上げの質感が手に取った瞬間に伝わってきます。カラーバリエーションも「セラミックホワイト」「ミッドナイトブルー」「フォググレー」など、落ち着いたトーンでどれも大人っぽい印象。

ケースも手のひらサイズで持ち運びやすく、ポケットにもスッと入るサイズ感。マグネットもしっかりしており、イヤホンの出し入れがスムーズです。

耳へのフィット感は前モデルよりも改善され、長時間の装着でも耳が痛くなりにくい印象。通勤・通学にもストレスなく使えました。


音質とノイズキャンセリング性能:進化を感じる仕上がり

音質は一言で言えば「ナチュラルかつ解像度が高い」。
特にボーカルの抜けが良く、J-POPやYouTubeのトーク系コンテンツでは、声の明瞭さが際立ちます

低音はやや控えめながら、過度に誇張せずバランス重視な印象。重低音好きには少し物足りないかもしれませんが、長時間聴くには疲れにくいチューニングです。

アクティブノイズキャンセリング(ANC)もパワーアップしており、地下鉄やカフェの環境音をしっかりカット。特に高周波ノイズの処理が前より自然で、耳への圧迫感も少なめ。


接続性とバッテリー持ち:スムーズ&長持ち

Bluetooth 5.3対応で、Pixel 8 ProやGalaxy S24と問題なく接続。
マルチポイント接続も安定していて、スマホとPCを同時に使いたい人にも便利。

iPhoneでも接続は可能ですが、専用アプリが使えないため、細かい設定やファームウェア更新は不可。Android向けに最適化されている点は否めません。

バッテリーは、ANCオンで約7時間、ケース込みで約30時間ほど持ちました。通勤往復+Zoom会議でも充電の心配はほぼなし。


スライマンの本音レビュー:実際に使ってみた感想

Zoom会議

マイク性能はかなり優秀で、ノイズも少なくクリアに伝わる。相手からも「声が聞き取りやすい」と好評。

YouTube視聴

映像との音ズレはほぼ感じられず、映画やVlogの視聴にもぴったり。空間オーディオ対応もあって、臨場感がグッと増します。

屋外での通話

風の強い日には若干ノイズが乗るが、風切り音キャンセルがそこそこ効いている印象。通話はストレスなくこなせます。

通勤時の使用

地下鉄でのANC性能は高く、車内アナウンスも必要な範囲で聞こえる程度の自然なキャンセル感が◎。

良かった点

  • フィット感とANCのバランス
  • バッテリー持ち
  • Zoomなどビジネス用途にも使える音声品質

イマイチだった点

  • iPhoneユーザーには機能制限が多い
  • タッチ操作の感度がやや過敏(誤操作あり)

Pixel Buds Pro 1との比較:何が変わった?

比較項目 Pixel Buds Pro 1 Pixel Buds Pro 2
ANC性能 普通 明確に向上
空間オーディオ 非対応 対応
フィット感 若干緩い より安定した装着感
バッテリー 約6時間 約7時間
価格帯 少し安い 少し高め

購入をおすすめする人・しない人

買うべき人

  • Pixelスマホを使っている人
  • Zoomなど仕事用にも使いたい人
  • ナチュラルな音質+高品質ANCを求める人

買わない方がいい人

  • iPhoneユーザー(アプリが非対応)
  • 強い重低音を好む人
  • タッチ操作が苦手な人

まとめ:スライマンの総合評価

Pixel Buds Pro 2は、「日常使い」「ビジネス利用」「音楽鑑賞」のバランスが取れた非常に完成度の高いイヤホンでした。
細かな不満点はあるものの、Pixelユーザーにとってはベストチョイスの一つだと感じます。

スライマンの評価:★★★★☆(4.5/5)

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